セロリ・アスパラガス・たけのこの保存方法

野菜の保存方法

セロリの保存方法

野菜スティックなどに使用されることの多いセロリは、春野菜の一つです。
苦味が強いので、子供にあまり好かれることがない野菜としても有名ですね。
その一方、マヨネーズとの相性がとてもよく、女性には人気があります。
基本的には保存方法がやや難しい野菜なので、まとめ買いはしない方が良いかもしれません。

セロリの栄養素としては、カリウム、カルシウムが多く含まれています。
特にカリウムはかなり多く、塩分の排出や高血圧の予防などに向いています。
また、香草の一種でもあるので、精神を落ち着かせる作用もあります。
そして、女性に人気のある一因として、生理不順の改善という作用があることも挙げられます。

そんなセロリの保存方法ですが、最も重要視すべきなのは乾燥を防ぐことです。
セロリは水分をかなり多く含んでいるので、乾燥するとすぐにしなびてしまいます。
また、食感が大きな魅力なので、それを損なわないためにも、本来は買ってきた日に食べてしまうのがベストです。

それでも保存する必要が生じた場合は、新聞紙を水で湿らせて包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫に保存しましょう。
この場合は、野菜室がベストです。
また、翌日に使うのならば、切り花と同じ要領で水を入れたコップに差しても問題ありません。

セロリは生で食べることが多い野菜ですが、実は油との相性が良いので、炒め物にも向いています。
また、漬物のように酢漬けにしても美味しく食べられます。
保存食にするならば、これが一番良いかもしれません。

 

アスパラガスの保存方法

数ある春野菜の中でも、特に人気の高い野菜として知られているアスパラガス。
子供から大人まで、クセのない甘みのあるアスパラガスは幅広い人気を得ています。
ビタミンB1、B2などの栄養価も高く、茹でて食べても野菜炒めなどに入れて食べても美味しいので、特に子供に食べさせる野菜として重宝されています。

そんなアスパラガスの保存方法は、やはり乾燥しないことが第一です。
アスパラガスは非常に鮮度が落ちやすく、放置しておくとすぐに味が落ち、見た目も悪くなります。
野菜スティックなどに使用することも多いアスパラガスは、どれだけ鮮度を保てるかが命です。
そのための保存方法としては、ラップやビニール袋、新聞紙などに包んで冷蔵庫に入れておくことが一番です。
また、稲先を上にして立てるようにして保存した方が、鮮度が保て、美味しく食べられます。
ただし、早めに食べることを心がけましょう。

アスパラガスを冷凍保存する場合は、まず軽く茹でます。
茹で過ぎると傷みが激しくなりやすいので、注意しましょう。
沸騰したお湯に20秒ほどくぐらせれば問題ありません。

茹で終わったら、しっかりと冷まします。
そして水気を切ってフリージング袋の中に入れ、冷凍庫内で保存しましょう。
水気を切っておかないと、冷凍保存でも長持ちしません。
すべての工程をしっかりしていれば、ひと月くらいは風味を保てます。

アスパラガスは、新鮮さが命の野菜です。
ただ、中には筋のある食べにくいものもあるので、買う際には注意が必要です。

 

たけのこの保存方法

たけのこは、野菜の中でも特に保存が難しい野菜と言われています。
基本的には、保存向きの野菜ではありません。
そのため保存方法も、他の野菜と比較するとやや難しくなってきます。

たけのこは、栄養面ではカリウムと食物繊維が豊富で、便秘やダイエット向きの食べものと言われています。
生活習慣病の予防や、動脈硬化、大腸がんの予防にもつながるので、子供はもちろん、大人も積極的に摂取したい野菜です。
味は淡白で食べやすく、八宝菜をはじめ中華料理によく使用されます。
ただ茹でて、甘辛いタレで食べるだけでもかなり美味しく食べられるので、子供が摂取しやすい野菜とも言えます。

たけのこを選ぶ際には、まず切り口を見ましょう。
切り口がカサカサになっているものはNGです。
みずみずしいものを選びましょう。
穂先が黄色になっているものがよく、緑色のものは避けた方が無難です。

保存方法としては、すぐに茹でることが重要です。
購入する時点で茹でているものも多いですが、もし生のたけのこをもらった場合は、すぐに中を取り出して切り、茹でておきましょう。
下茹でをして、水に浸し、冷蔵庫に保存することで、それなりに長持ちはします。
ただし、水は定期的に取り替えましょう。

たけのこの保存期間は、一週間から10日が限界です。
これ以上は、茹でて水に浸けていても持ちません。
尚、サランラップなどで保存することはできないので、他の野菜と同じように保存することは控えましょう。

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