さつまいも・じゃがいもの保存方法

野菜の保存方法

さつまいもの保存方法

 

秋になると、夏に食卓を潤した葉野菜の多くは旬を過ぎ、変わって芋類やきのこ類などが旬を迎えます。
秋野菜の中で最も秋の到来を感じさせるのは、さつまいもではないでしょうか。
さつまいもは、その甘さから子供にも大人気の食材です。
最も有名な調理方法は、石焼でしょう。
さつまいもの甘みを中に閉じ込めた石焼いもは、非常に人気があります。

そんなさつまいもの保存方法では、温度を気にする必要があります。
さつまいもは、温度が低すぎると弱ってしまいます。
そのため、冷蔵庫や野菜室には入れずにおくのが基本的な保存方法です。

春や夏くらいの温度の場合は、そのままむき出しで保存して問題ありませんが、秋が深まってきて温度がかなり下がってきたら、新聞紙に包んでおく方が長持ちします。
また、使いかけのさつまいもは切り口をラップで包み、冷蔵庫で保存します。

さつまいもの冷凍保存は、そのままの状態ではできません。
角切りにして、軽く茹でてからフリージングパックに入れて冷凍庫に入れましょう。
さつまいもは風味が落ちやすい食材ですが、甘みはある程度の期間保存しても損なわれません。
そのため、冷凍保存した後でも十分に煮物などで食べられます。
味噌汁に入れても良いですし、てんぷらにしても良いでしょう。
一番のおすすめは、大学いもですね。

さつまいもは、食物繊維が圧倒的に多く、便秘解消の食材としては有名です。
お通じがよくない場合は、さつまいもを焼いもなどにして食べると良いでしょう。

 

じゃがいもの保存方法

 

じゃがいもは秋に旬を迎える秋野菜に入りますが、基本的には年中食べられる野菜として知られています。
世界でも指折りの消費量を誇るじゃがいもは、油との相性が良いことからフライドポテトに代表される油を使った料理が多く見られます。
ポテトチップスなど、おやつにもよく使われていますね。
また、煮ても美味しいので、肉じゃがなどの煮物、カレーなどにも使われます。

そんなじゃがいもの保存方法は、とにかく芽を出さないことを重視します。
じゃがいもは、日が経つと芽が出てしまいます。
そして、この芽にはソラニンという毒素が多く含まれており、これを食べると食中毒を起こすことがあるので注意が必要です。

ただ、芽が出るのはかなり経ってからで、基本的にじゃがいもは非常に長持ちする食材です。
野菜の中でも保存性はピカイチといわれるとても強い野菜です。
よって、保存方法もシンプルで、そのままむき出しにして袋やザルなどに入れておき、風通しのいい場所や暗所に置いておきましょう。
ただし、暑い場所は芽の発育が早まるので危険です。

じゃがいもの特殊な保存方法として、りんごを利用するという方法があります。
じゃがいもは、りんごと一緒に保存するとかなり長持ちするという特性があるのです。
家庭にりんごがある場合は、一緒に置いておくと良いでしょう。

じゃがいもを購入する時、泥がついたままのことがあります。
この場合は、泥を無理に取らなくても構いません。
新聞紙を敷いて、その上で保存しましょう。

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