ピーマン・オクラ・ししとうの保存方法

野菜の保存方法

ピーマンの保存方法

 

さまざまな野菜の中でも、特に子供に食べさせたい食材として名前が挙がるピーマン。
それは、非常に豊富な栄養が大きな要因となっています。
ビタミンC、E、カロチンといった、野菜を摂取する際に期待されることの多い栄養群を全て備えており、がん予防や風邪予防に最適な食材なので、野菜炒めなど、様々な料理に使用されています。
生で食べても良く、加熱しても良く、また肉類との相性が抜群に良いので、食材としてはかなり重宝されますが、その苦味から子供には敬遠されることが多く、どのようにしてピーマンを子供に食べさせるかというのが、ある意味料理の腕の見せ所でもあります。

そんなピーマンの保存方法は、特に難しいことは何もありません。
購入してきた場合は、そのパッケージのまま野菜室に入れておけばそれで問題ないでしょう。
むき出しになっている場合は、ラップに包んで保存しておきましょう。

割と長持ちするピーマンですが、あまり長く冷蔵庫に入れておくと表面がドロドロになり、茶色に変色してきます。
そうなると食べるのは困難となるので、早めに冷凍保存に切り替えましょう。
冷凍保存方法は、角切りかみじん切りにして軽く火を通し、冷ました後に冷凍するという方法がベストです。
冷凍する時にはラップではなく、フリージングパックなどを利用しましょう。
生で食べる場合は冷凍保存はできません。
あくまでも、炒め物用などの使用方法に限定されます。
チャーハンや野菜炒めが最適です。

ピーマンをスーパー等で購入する場合は、肉厚で色も形も張りもしっかりしているものを選ぶようにしましょう。

 

オクラ・ししとうの保存方法

オクラは、夏野菜の中でも特にスタミナをつけたい時に食べられる野菜ですね。
いわゆるネバネバ系の中でも、特に有名です。
ただ、風味が独特なので、子供にはやや敬遠されがちな食材でもあります。
一方、ししとうは、それ自体を食べるというものではなく、調味料として利用することがほとんどですね。
唐辛子なので、辛味を加えるための物ということになります。
夏に辛い物が欲しいという人には重宝されます。
鍋料理などに使用することが多いので冬が旬と思われがちな食材ですが、夏野菜の一種です。

そんなオクラやししとうの保存方法は対照的です。
まず、オクラの場合はかなり特殊です。
最初に塩をつけ、産毛を落とします。
ヘタも切っておきましょう。
そして、塩茹でにして、冷凍保存します。

一方、ししとうは非常にシンプルで、ポリ袋に入れて冷蔵庫に保管するだけです。
野菜室でも問題ありません。

保存期間も対照的ですね。
オクラは、基本的にはあまり長持ちしない食材です。
よって、冷凍保存するという選択肢もあります。
冷凍保存方法としては、通常の保存と同じように産毛を落として塩茹でし、水分を落としてからラップに包みます。
後はフリージングパックにつめるなどすれば完了です。
ただし、風味はすぐに落ちるので、早めに食べた方が良いでしょう。
基本的には、サイズ的にもあまり大きい食材ではないので、それほど保存には困らない食材です。

一方、ししとうは非常に長持ちする食材です。
ただ、ししとうは長く置いておくと完熟して赤くなります。
赤くなったししとうは硬く脆くなり、より調味料としての要素が強くなります。
ししとうの場合、腐る心配をするより、完熟したほうが良いのか、未熟の方が良いのか、好みで保存期間を決めることになるでしょう。

 

 

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