にんじんの保存方法
野菜の王道のひとつ、にんじん。
じゃがいもやたまねぎと共に置いてあるお店も多いですね
根菜の中でも、大根と並んで有名な野菜のひとつです。
そんなにんじんの保存方法は、基本的には皮付きか皮をむいた後かでまったく違ってきます。
皮付きの状態の場合は、そのままにして冷暗所に置いておきます。
特に新聞紙などは必要ありません。
非常に持ちの良い食材なので、保存には向いています。
皮をむいた状態の場合は、乾燥を予防するためにペーパータオル等を濡らし、皮をむいた部分にあててからラップをして冷蔵庫の中で保存しましょう。
あまり強い冷気だと乾燥するので、冷蔵室よりも野菜室の方が良いですね。
また、にんじんは冷凍保存もできます。
冷凍での保存方法は、薄切りやみじん切りなどにしておき、容器に入れて保存しましょう。
薄切りであれば、ボイルの必要はありません。
にんじんは非常に多様な使い方ができます。
かぼちゃと並び、甘さが際立つ食材なので、お菓子の材料にも使えます。
そのため、保存方法も使用する料理にあった方法を選びましょう。
にんじんの栄養価は全体的にかなり高めです。
中でも有名なのはカロチンです。
βカロチンの量は、野菜の中でもトップクラスです。
ただし、注意が必要な点がひとつあります。
にんじんには、アスコルビナーゼという「ビタミンCを破壊する酵素」が入っています。
よって、にんじんを食べる場合は工夫が必要です。
火を通せばこの酵素は消えるので、火を通して調理すると良いでしょう。
生で食べる場合は、酢やレモン汁をつけると酵素が消えます。
大根・かぶの保存方法
冬野菜の代表でもある大根は、鍋料理や煮物に多く使われ、特におでんやぶり大根といった料理で大人から子供まで非常に幅広く人気を博しています。
大根は根菜の中でも特に消費量が多いので、重宝する家庭も多いでしょう。
その大根とよく似たかぶは漬物にして食べられることが多く、酢漬けは特に人気があります。
そんな大根とかぶは、見た目だけでなく保存方法も同じです。
大根、かぶの保存方法は、新聞紙で包んで野菜室に保存するのが基本となります。
この際に注意するのは、葉っぱが付いているかどうかです。
葉がついていると早くしなびてしまうので、長期保存する場合は切っておきましょう。
スーパー等で売っているように、茎の部分を少しだけ残して切れば問題ありません。
葉の部分は食材として使えるばかりか、大根に関しいえばこちらの方が栄養が多いくらいなので、同じく新聞紙に包んで取っておきましょう。
味噌汁に入れたり、漬物にしたり、鰹節と混ぜて食べたりすると美味しいです。
使いかけの状態で保存する場合は、切り口の乾燥を防ぐために濡れたペーパータオルをあて、ラップをしてから冷蔵庫に保存します。
大根は切り口から早くしなびるので、しっかりと乾燥を防ぎましょう。
大根やかぶは、冷凍保存も可能です。
冷凍での保存方法は、千切り、いちょう切りなどにして小分けし、そのままラップに包んで保存します。
茹でる必要はありません。
ただし、水分はしっかりと取っておきましょう。
大根おろしにしたものを保存する場合は、冷凍保存が有効です。
既にすりおろしてある食材はあっという間に傷みますが、冷凍保存ならある程度持ちます。
こちらも水分を切り、ラップに包んでから冷凍庫に入れましょう。
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