白菜・ほうれんそう・小松菜の保存方法

野菜の保存方法

白菜の保存方法

冬になると、旬の野菜の種類がかなり限られてきます。
主に、鍋物に入れる食材が旬を迎えることが多いですね。
そして、その代表格といえるのが白菜でしょう。
冬野菜の中でも、白菜は一年中食べられる野菜として、多くの家庭の食卓で親しまれていますが、やはり冬の白菜が一番人気です。
白菜は元々甘みがあって美味しい野菜ですが、特に霜降り白菜が人気です。
また、キムチの材料としても親しまれています。

そんな白菜の保存方法は、基本的には冷蔵庫の野菜室にそのまま置いておくだけで問題ありません。
他の葉野菜同様、乾燥に弱いので、あまり冷やし過ぎないようにしましょう。

また、冷凍保存も可能です。
冷凍での保存方法は、水気をしっかりとってざく切りにしてから保存します。
冷凍保存した白菜は、味噌汁に入れたり、スープ仕立てにした食品に入れたりなど、ある程度しっかりと火を通す料理に使用した方が美味しく食べられます。

白菜は、きゅうりやナスと同じく、水分がほとんどという食材です。
全体の95%が水分となっており、非常に低カロリーなため、ダイエットをしている人に向いている野菜です。
ビタミンCやカリウムも含んでいるので、栄養も十分あります。
これらの栄養素は水溶性なので、スープとの相性は非常に良く、風邪を引いている人にもおすすめです。

鍋料理に使用されることが多いですが、白菜を使った鍋は、鍋のスープまでいただいた方が栄養を摂ることができます。
水炊きの場合は、白菜等の食材を食べ終わった後、雑炊にして食べると良いでしょう。

 

ほうれんそう・小松菜の保存方法

 

旬の野菜は、単純に味が良いというだけではなく、栄養も豊富です。
特にそれが顕著なのがほうれんそうで、冬のほうれんそうは夏のほうれんそうの3倍のビタミンCを有していると言われています。
よって、旬のほうれんそうを摂取することは、健康面で非常に効率が良いと言えるでしょう。
また、同じく冬が旬の小松菜も、非常に栄養価の高い葉野菜なので、この二つは冬の間になるべく摂っておきたい野菜です。

ほうれんそうは緑黄色野菜の代表で、ビタミンCやB1、B2、カリウムの豊富な食材です。
そしてそれ以上に、鉄とカルシウム、さらにはマグネシウムや銅といった、なかなか普段摂れない栄養素を確保できます。
また、小松菜はほうれんそうの3~5倍のカルシウムを含んでおり、こちらも非常に栄養豊富です。

ほうれんそう、小松菜の保存方法は、いずれも同じです。
まず、根元を乾燥させないように濡らしたペーパータオルや新聞で包み、それから全身をラップで包みます。
そして、根元を下にして野菜室に保管しましょう。
根元だけでなく、全体を濡らした新聞紙等で包んでも問題ありません。
この場合はラップだと難しいので、ビニール袋に入れます。
尚、より長持ちする保存方法として、ビニールに入れる際に袋をある程度膨らませて閉じるという方法があります。

ほうれんそうや小松菜は、冷凍保存も可能です。
冷凍保存する場合は、まず塩を少し入れたお湯で茹で、その後すぐ冷水で冷やし、水気をしっかりと取ってから保存用の容器に入れて冷凍します。
冷凍保存の基本である小分けもしておきましょう。
冷凍した場合は、ある程度風味は落ちますが、汁物に使う分にはそれほど影響はありません。

 

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