ごぼうの保存方法
ごぼうは、非常に栄養の豊富な野菜の一つです。
主に煮物やきんぴらごぼうなどにして食べることが多いですね。
子供はあまり好んで食べない傾向にありますが、さほどクセがないので、どちらかというと食わず嫌いが多い食材といえます。
また、辛味と相性が良いので、きんぴらごぼうはもちろん、少し辛味を効かせた野菜炒めなどでも美味しく食べられます。
そんなごぼうの保存方法は、主に乾燥や日光を防ぐことを重視します。
日光が直接当たらない冷暗所に、新聞紙に包んでおけば問題ありません。
皮がついているうちは冷蔵庫に保管する必要もなく、常温で年中長期保存が可能です。
反面、皮をむいた後は比較的傷みやすい食材となるので、冷凍保存が良いでしょう。
冷凍保存方法は、こそげ落としてさきがきにしてから、酢と水を混ぜたものに浸けてあくを抜き、そのまま茹でます。
茹でる時間は、30秒から1分程度で良いでしょう。
後は、冷ましてから保存すればOKです。
ごぼうの場合は、煮物にしても汁物にしても、あるいは炒め物にしても、きんぴらにしても、加熱するのが基本なので、冷凍にしてもあまり問題はありません。
ただし、風味はある程度損なわれるので、その点は留意しておきましょう。
ごぼうは食物繊維の多さで有名な食材です。
便秘の解消や大腸がんの予防に最適なので、健康には非常に良い食材です。
また、血糖値の上昇の抑制や、肝臓機能の向上にも効果が期待できます。
糖尿病患者にも良い野菜です。
ただし、食物繊維が非常に多いので、食べ過ぎには注意した方が良いかもしれません。
れんこんの保存方法
独特の食感があるれんこんは、一見野菜には見えにくい食材ですが、立派な秋野菜です。
主役となる食材ではありませんが、きんぴらごぼうや煮物など、様々な料理に活用できます。
味にクセがなく、食感を楽しめる食材なので、意外に子供にも人気があります。
そんなれんこんの保存方法は、非常にシンプルです。
冷蔵庫ではなく、日光の当たらない場所で保存すれば、それで問題ありません。
ただし、れんこんを購入する時はその多くが水煮したものなので、その場合は冷蔵庫に保存する必要があります。
極端に日持ちする食材ではないものの、すぐに腐るものでもないので、比較的保存はしやすい食材と言えます。
れんこんは冷凍保存とも相性の良い野菜です。
冷凍して保存する時には、輪切りや半月切りなどにして、酢水で茹でてあくを取り、冷ました後に冷凍します。
れんこんは基本的にごぼうと同じような保存方法になりますが、唯一違うのは茹でる時間です。
ごぼうの場合はすぐにあげて問題ありませんが、れんこんは5分ほど茹でる必要があります。
きんぴらごぼうや煮物などの食材としてごぼうと一緒に使うことが多いので、保存もごぼうと一緒にするケースも多いだけに、その点だけは注意しておきましょう。
れんこんは、味が淡白なので栄養が少ないという先入観を持たれがちですが、実は逆に非常に栄養価の高い野菜だったりします。
特にビタミンCは、根菜類の中でもトップクラスの量を誇っており、非常に栄養豊富です。
ビタミンCの高さもあって、風邪の時には最適の食材ですし、美容にも良いので毎日摂取しても良いかもしれません。
里芋・山芋の保存方法
いも類が旬を迎える秋にあって、里芋、山芋はその代表格と言えます。
一年中食べられるじゃがいも以上に、秋野菜としてのイメージが強いのがこのふたつでしょう。
いずれも粘り成分のムチンがあり、それが滋養強壮の要因となっています。
里芋は、にっころがしにして食べることが多いですね。
筑前煮などが有名です。
一方、山芋はすりおろしてとろろにして食べることが多いです。
精力の付く食材として非常に有名ですね。
てんぷらにしても美味しいです。
そんな里芋と山芋の保存方法は、共に冷蔵庫では保存しないという点で、じゃがいもやさつまいもと共通しています。
共に湿気に注意する必要があるので、新聞紙で包んでおきましょう。
直接の日光は避けて、温度の低い冷暗所で保存しておくと長持ちします。
いずれも、じゃがいもとそれほど大きな差はありません。
ある程度長く保存させるには、工夫が必要です。
有効なのは、おがくずに埋めておくという方法です。
これで長期的に持ちます。
ただし、カットした山芋の場合は非常に劣化が激しく、あまり長持ちはしません。
切り口をラップで包んで冷蔵庫に入れるという保存方法が一般的ですが、これでも1週間が限界です。
自然薯の場合は、包丁を使わずに手で折って、小口にしてからラップで包み、保存するようにすると良いでしょう。
里芋、山芋は冷凍保存も有効です。
里芋の場合は、冷凍食品でも多く見られるくらい、冷凍との相性が良い野菜です。
山芋は、とろろにしてからフリージングパックに入れるのが一般的です。
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